■ Who uses CGI?(どのような人がCGIを使うのか?)
・どのような人がCGIを使うのか?
CGIはどこに使われているのかあらためて見直してみると、その応用範囲の広さに驚かされます。
ビジネスユースにまで話を広げると、収拾がつかないので、個人ユースに話を絞ってみます。
個人ユースのCGIはホームページで使うと言い切っても差し支えは無いでしょう。
つまり、どのような人がCGIを使うのかといえば、ずばり「ホームページを持っている人」または「ホームページを持とうという人」と言うことになります。
また、念のために言っておきますと、先ほどから言っている「CGI使う」というのは、掲示板やチャットを使って楽しむということではありません、「CGIを運営する」という意味です。
CGIを運営する方法は様々あります。レンタルのものを使う、フリーのものをダウンロードして設置をする。自作または改造するなどが考えられます。
ホームページを持っていて、CGIを運営する意思があれば、いまでは誰でもすぐにCGI運営することができます。
・誰でもいいのか?
しかし、言うまでも無く、このサイトが対象としているの方は、CGIスクリプトを自作または改造しようという方です。
さすがに、そうなると誰でもいいというわけにはいきません。
最近、ホームページを作成している方のほとんどが、ホームページ作成ソフトを使用しているとは思います。それは別にかまわないのですが、もしHTMLがわからないという方がいらっしゃったら、CGIスクリプトの改造や自作に入る前に、HTMLを勉強しておくことをお勧めします。
Webページ(ホームページ)の正体はHTMLという言語で書かれたテキストファイルです。これを、インターネットエクスプローラーやネットスケープといったブラウザが読み込むことでWebページが表示されます。そして、CGIではこのブラウザが読み込む前のテキストの状態のWebページ(つまりHTMLで書かれたテキストファイル)を直接扱います。
つまり、Perlを勉強しても、HTMLがわからないのでは話が進みません。
それに、ホームページを作っている方でしたらHTMLを勉強して損になるということは決してありません。
・どこでも使われるCGI
チャット、BBS、記事投稿、アンケート、投票、ランキング、ブログ、日記、カウンタ、アクセスログ、ダウンローダー、アップローダー、画像公開、アルバム、バックアップ、メールフォーム、アンケートフォーム、検索フォーム、書式チェッカ、クイズ、育成、データベース、クイズ、おみくじ、占い、時計、カレンダー、作成支援、ランダム表示、時間別表示、おみくじ・占い、ゲーム・・・
個人ユースで使われるCGIをざっと拾い上げただけでもこんなにあります。
その気になれば、あらゆるページをCGIで埋め尽くすことも可能です。
しかし、CGIをテーマにしたページならともかく、一般的なホームページでは管理の手間もありこれは避けたほうがいいでしょう。
例えば、読者がせっかくページを気に入って、BBSに書き込もうというときになって、リンク切れの表示やエラーが出るスクリプトを見せられたり、出会い系の宣伝でいっぱいの掲示板ではげんなりしてしまう事、請け合いです。
おそらく同じような経験をされた方は多いでしょう。
CGIは大なり小なり管理の手間がかかります、つけられるからといってやたらめったにつけるのはオススメできません。
CGIスクリプトを設置するときは、よくよく考えて、責任を持って付けましょう。
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