CGIプログラムによるメールの送信

ホームページからメールを送信する場合、大きく分けてユーザー側のメールソフトの機能を用いる場合と、CGIプログラムによりサーバー側で処理する方法があります。

ユーザー側で処理する場合は、リンクとフォームを使う方法があります。リンクは、単純にリンク先に、メールアドレスの前にmailto:というプロトコルをつけたものを設定します。すると、メールソフトが適正に、設定されていればメールソフトが立ちあがり、メールを送る準備が整います。

フォームを使った場合も、formタグのaction属性に上記と同じmailto:＋メールアドレスを設定します。（ただし、この場合はエンコードなどをしておかないと直接メールソフトだけではよめません）

本文には、フォームの内容が"name属性"="内容"という形で、挿入されます。

サーバー側で処理する場合は、多くの場合Sendmailを使うことになります。（qmailなどのMAT(メール転送エージェント)も使えるようです）

簡単に言えば、所定の形式に整えたメールのデーターを、sendmailなどのMATに送り、送信を依頼します。

Sendmailを使ったメール送信

Sendmailを例とると、簡単に言うと手順は以下のようになります。

1. フォームなどから送られてきた内容を、jcode.plなどを利用し文字コードをjisに変換する。
2. sendmailを開く。（ファイルを開く時と同様）
3. 開いたファイルハンドルに対し、送信先（To）、送信者（From）、タイトル（Subject）を書き込み、コンテンツタイプを表す「Content-Type: text/plain;\n\n」を書き込んで、最後に本文を書き込みます。
4. ファイルハンドルをクローズし、書き込んだ内容をsendmailに書き込み（送信し）ます。
5. sendmailがメールを送信します。

サンプルは以下にて、公開していますので参考にしてください。（こんなものでもちゃんと送れます）

(http://www.story-maker.jp/cgi/basic/m-basic.txt)

参考：フォームからのメール送信

フォームにメールアドレスを指定してメールを送信するソースを以下に載せます。

<form name="form1" action="mailto:メールアドレス" method="post" 
		onsubmit="document.form1.encoding='text/plain'">
		
  <input type="submit" name="submit" value="submitq">
  <input type="text" name="name" value="" size="5">
  <input type="text" name="body" value="" size="5">
  
</form>

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